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入居前に知っておきたい!「原状回復」って何?トラブルを防ぐポイント

賃貸のお部屋を退去するときに、よく耳にする「原状回復」。

聞いたことはあっても、「どこまできれいにすればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

■原状回復とは?

簡単に言うと、「入居前の状態、もとのままの形に戻す」ということです。

ただし、普段の生活で自然につく汚れや傷は、借りる側の責任にはなりません。

たとえば…

・家具を置いた跡

・日焼けによる壁紙の色あせ

・冷蔵庫やテレビの後ろの壁紙の黒ずみ(いわゆる電気ヤケ)

こういったものは「経年変化・通常損耗」といい、入居者は修繕費を払う必要はありません。

■費用がかかるケースは?

一方で、自分の使い方が原因でついた汚れや破損は、入居者の負担になることが多いです。

たとえば…

・壁等のくぎ穴やネジ穴

・タバコのヤニによる壁紙の黄ばみ、臭い

・カーペットに飲み物をこぼしたことによるシミ、カビ

このような場合は、入居者が修繕費を一部または全額負担することになります。

■トラブルを防ぐポイント

退去時の修繕費用で起きるトラブルは、部屋の損耗・損傷は入居前か、入居中か、発生時期がはっきりしないことが原因です。

トラブルを避けるために、次のことを心がけましょう。

・入居時に写真を撮る

入居立ち会い時に気になる箇所は、その場で大家さんや不動産会社の担当者に確認。

入居直後に壁・床・天井などを撮影しておくと、退去時の確認がスムーズです。

・退去立ち会いでは、気になることや疑問があればその場で確認

退去時は、大家さんや不動産会社の担当者と一緒にお部屋をチェックします。

その際、修繕が必要と言われた箇所は理由と金額の根拠を確認しましょう。

   

原状回復は、正しく理解しておけば、余計なトラブルを防ぐことができます。

入居時の記録や日頃のメンテナンスを少し意識するだけで、退去時の手続きはぐっとスムーズになります。

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